アメリカ合衆国政府から書簡が届いた。

いや別にお役所からの書類なんですけどね。
昨年末に合衆国の某お役所にネット&FAXを利用して申請を出したところ、1ヶ月も立たないうちにAIR MAILで届き、そのスピードにちょっと驚き!と思ったわけです(しかも送料は払っていません)。
もちろん申請は全て英語ですが、該当のPDFをダウンロードすればかなりの部分が「選択」で記入できる仕様になっているし、かなり親切な印象でした。

またサイト自体も日本の公共ページよりすっきりしてわかりやすかったと思います。
日本語は無理ですが、中国語やスペイン語にチェンジできるなどしっかり他国化対応済み。
たぶん国内の移民だけでなく、ネット時代の世界マーケットを意識して公のサービスも進化しているのだろうと思いましたがどうでしょう?

一方、日本のお役所サイトでは、いきなり明示なくリンクがPDFになっていたり不親切な対応が当たり前。SEOも気にせずフレーム仕様の公共サイトまだまだあります。ソースを見ると、旧いホームページ・ビルダーで、あ内輪で作ったんだなとわかります。
下請けに丸投げで誤訳だらけの自治体サイトが話題になったりもしましたっけ・・・。
ネット利用は「コストパフォーマンス」抜群ですが、基本的な配慮の無さがモロバレになってしまう怖いツールでもありますね。
縮小化する日本のマーケットを目の前にしながら、公も民間も基本的な考え方をグローバル対応にしないと、と思いました。自戒を込めてですが。

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