干物好き、漬物好き、つまりは「発酵好き」を自称する自分としては、
こども向け絵本を探していて偶然出会った本書はなかなか読み応えのある、
あるいは見応えのある一冊でありました。
基本、子ども向けの体裁ですが、画も美しく「魚介の保存食」の
文化的背景や、(つくってあそぼ)と謳われているように
作り方をしっかり説明されていて
おとなも大満足の内容です。
同シリーズにはこの「魚介」の他に、
「野菜」「くだもの」「米・豆・麦・いも」「乳・肉」などがあり
日本の食文化、発酵文化を一覧できるよう。
さすが発行元が「農山漁村文化協会」なのだあ。
(よく知らないが)